2009年10月23日金曜日

タイ食材店

タイ料理は日本でもかなりメジャーになってきた。しかしそれでもタイ食材は、そう簡単には手に入らない。これまで私は錦糸町のピーケーサイアムとか、タイ料理店の店頭に多少置いてあるもの程度しか知らなかった。ピーケーサイアムのレストラン、ゲウチャイは結構遠いので、なかなか気軽に行くわけにはいかない。私の事務所は御徒町に程近く、アメ横センタービルの地下には調味料やココナッツミルクなど、様々な食材が手に入るが、残念ながらタイ料理の醍醐味とも言える生のスパイスは手に入らない。

ところが先日、横浜のオフィスの近くの伊勢崎町にピッキーヌストアというタイ食材店を発見した。ここはなかなかスグレモノで、家庭用から業務用まで多種多彩な食材が揃っている。特にもっとも有難いのがタイ野菜と生のスパイスだ!

生のスパイスの香りは本当に微妙で美味しい。ゴージャズだ。先日も生の胡椒とプリッキーヌー、それにホーリーバジルの葉を手に入れて色々楽しませてもらった。

私は仕事の帰り、気が向くとこのお店に寄っている。お店の人は親切で、食材の使い方なども教えてくれるので、至れり尽くせりだ。

隣にはイヤムプシャナーという系列のタイレストランがあって、ここも中々味が良い。そこで、ついでにここで色々食べて味を勉強して、自宅に帰っておさらい、というわけで楽しくて美味しいけれども、ちょっとカロリーが心配なのは否めない。

(文:窪田 敏之)

追加(2011年7月確認)先日この店に行ってみたところ、どうも閉店してしまったようだ。良いショップだったのに残念。
http://photomemo.jp/ArtLabOva/309380

2009年10月21日水曜日

体が温まるミネストローネスープ

さて今日はイタリア料理の定番、ミネストローネスープ。これは窪田 利恵氏に教わったレシピでやっている。

材料(4-5人分)

1.セロリ 2本
2.たまねぎ 2個
3.にんじん 中2本
4.塩・こしょう 少々
5.チキンスープ 200cc(水でも良い)
6.オリーブオイル 大サジ 2 (30cc)
7.スパゲティ用トマトの缶詰 (400g)

野菜はすべてみじん切りにする。(好みによってにんにくのみじん切りを小さじ一杯程度加えても良い)

お鍋の底にオリーブオイルを入れ加熱する。ここに野菜のみじん切りを全て投入。

下のほうが加熱され上のほうは蒸らした感じになる。時々焦げ付かない程度に静かにかき混ぜる。強く混ぜると野菜がつぶれて美味しくないようだ。

中火から弱火にして蓋をしないで、野菜の水分が飛ぶのを待ちながら蒸らし炒めをする。
15分~20分ぐらいで、野菜のジュースが出なくなる。この時点でみじん切りの量は半分以下になっている。つまり野菜のエキスが二倍に濃縮されているということだ。また野菜のなかから一旦おなべにエキスが出てきている。これがコクと旨みの元になる。

ここにチキンスープあるいは水とトマトの缶詰を加え、塩味を整えて一旦沸騰させた後、弱火で10分以上煮込む。

最後にコショウを振ってできあがり。

チキンスープを使うと肉の出汁味になって濃厚で美味しいが、水で作るのも実は結構美味しい。この場合なんと野菜のみでコクが出ているのだが、びっくりするほど濃厚で深い味わいだ。「野菜の実力」が良く実感できる一品だ。お試しあれ。暖かくても美味しいけれども冷えても美味しいので、ちょっと多めに作っておき、お夜食や朝にも向いている。

またワイン、特に赤ワインには会うので晩酌にも最適だ。

黄緑色野菜のにんじん(ベータカロチン)やトマト(リコピン)香味野菜のセロリ、各種ビタミン豊富なたまねぎ(アリチアミン、アリシン)等をたっぷり食べることができるので、子供にも良いしアンチエイジングにも良い。

(文:窪田 敏之)

2009年10月19日月曜日

タイ料理

タイ料理の楽しさといえば、あの弦楽四重奏のような香りの競演だろう。タイ食材には香りが良く、強いものが多い。ところがタイ料理では、この強い香り同士を組み合わせてなんとも複雑精妙な美味に仕立て上げるのだ。

私もタイ料理に嵌まってしまい、最近は自分でも作るようになってきた。もっとも腕前のほうはそこそこなのだが、自分で組み合わせて目的の風味がだんだん構成されてゆくのは本当に楽しいものですよ。私なんかはステップ毎にクンクンと匂いを嗅ぎながら進めている。

さて、タイ料理で有名なのはグリーンカレー。これは初心者でも手軽にタイの味を楽しめるのでお勧めだ。

材料(4人前)
グリーンカレー用プレミックススパイス(50g)
ココナッツ缶詰(400g入り)
ナス(中二本。150g)
タケノコ(大半分 100g)
鶏肉・豚肉・牛肉・海老など、なんでも好きな肉を250-300g
袋茸(缶詰でも良い 150gなかったらシメジでも代用可)
パームシュガー(なかったらブラウンシュガー、あるいは白砂糖でも代用可) 大さじ1(15cc)
ナムプラー 大さじ1(15cc)
サラダオイル 小さじ1(5cc)

始めにおなべにサラダオイルを入れ、グリーンカレースパイスミックスをこれに入れて少し加熱する。香りが立ってきたら、ココナッツミルクの缶詰を開け、上澄みの半分を入れて煮る。

数分で油が浮いてくるので、ここにタケノコ・肉・キノコを入れ、火が通るまで中火で煮込む。
次に残りのココナツミルクを加え、水を加えナスを入れて煮る。ナスに火が通ったらできあがり。

普通のカレーと違って煮込みすぎると油がべとついて美味しくないようだ。また香りを高くしたかったら、生のレモングラスとガランカルの薄切りを入れると良い。(なくても美味しい)

このレシピは15分ぐらいでできるので、「オヤジのレシピ」にも向いている。お試しあれ。

(文:窪田 敏之)

お料理に凝り始めまして

お料理専用BLOGを立てることにしました。

オヤジの手料理で、友人や家族、部下なんかを「う~ん美味い」と唸らせてみませんか?

なんて美味く行けば良いのですが、とにかく始めてみます。自分の作ったもののレシピなんかを書いてゆこうと思っています。

(文:窪田 敏之)