2009年10月21日水曜日

体が温まるミネストローネスープ

さて今日はイタリア料理の定番、ミネストローネスープ。これは窪田 利恵氏に教わったレシピでやっている。

材料(4-5人分)

1.セロリ 2本
2.たまねぎ 2個
3.にんじん 中2本
4.塩・こしょう 少々
5.チキンスープ 200cc(水でも良い)
6.オリーブオイル 大サジ 2 (30cc)
7.スパゲティ用トマトの缶詰 (400g)

野菜はすべてみじん切りにする。(好みによってにんにくのみじん切りを小さじ一杯程度加えても良い)

お鍋の底にオリーブオイルを入れ加熱する。ここに野菜のみじん切りを全て投入。

下のほうが加熱され上のほうは蒸らした感じになる。時々焦げ付かない程度に静かにかき混ぜる。強く混ぜると野菜がつぶれて美味しくないようだ。

中火から弱火にして蓋をしないで、野菜の水分が飛ぶのを待ちながら蒸らし炒めをする。
15分~20分ぐらいで、野菜のジュースが出なくなる。この時点でみじん切りの量は半分以下になっている。つまり野菜のエキスが二倍に濃縮されているということだ。また野菜のなかから一旦おなべにエキスが出てきている。これがコクと旨みの元になる。

ここにチキンスープあるいは水とトマトの缶詰を加え、塩味を整えて一旦沸騰させた後、弱火で10分以上煮込む。

最後にコショウを振ってできあがり。

チキンスープを使うと肉の出汁味になって濃厚で美味しいが、水で作るのも実は結構美味しい。この場合なんと野菜のみでコクが出ているのだが、びっくりするほど濃厚で深い味わいだ。「野菜の実力」が良く実感できる一品だ。お試しあれ。暖かくても美味しいけれども冷えても美味しいので、ちょっと多めに作っておき、お夜食や朝にも向いている。

またワイン、特に赤ワインには会うので晩酌にも最適だ。

黄緑色野菜のにんじん(ベータカロチン)やトマト(リコピン)香味野菜のセロリ、各種ビタミン豊富なたまねぎ(アリチアミン、アリシン)等をたっぷり食べることができるので、子供にも良いしアンチエイジングにも良い。

(文:窪田 敏之)

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