2009年12月2日水曜日

シンガポール・ラクサ

インド共和国カルカッタ市友人と設立した会社MAT3Impexがある。このため、インドはしょっちゅう訪問している。現在、残念ながらカルカッタ-成田直行便は無いので、バンコクまたはシンガポール経由で行くことになる。バンコクも旨いものの多い「食い倒れ」都市なのだが、シンガポールの実力も侮れない。美味しいものがいっぱいあるのだ。

シンガポールのチャンギ国際空港での乗り継ぎの時に、必ず食べたくなってしまうのが、この「シンガポール・ラクサ
まぁ言ってみればシンガポール風のラーメン、ないしはスープスパゲッティといった感じの食べ物だ。

これはマレー半島やインドネシアなどで普及しているお料理を元にシンガポール風に作り直したもののようだが、濃厚でクリーミー、かつスパイシー。それにダシも効いたスープで、太い麺をつるつると頂くわけだが、えびと鶏のダシで非常に美味しい。要するに癖になってしまうような味なのだ。これは私としてはシンガポールでお勧めNo.1のお料理でシンガポールをご訪問の際は、ぜひとも試食してみていただきたいと思う。

で、自分の舌で覚えている味とWebの情報などを参考に自分なりに再現してみた。自己満足ではあるが、オリジナルの味を80%程度は再現できているのではないかと思っている。

材料 4人前

スープ

  ココナッツ・ミルクの缶詰 400g入り1缶
  チキンスープ (3カップ)
  普通のカレー粉 大さじ1
  チリ・イン・オイル(タイの調味料) 大さじ2~3(お好みで)
  バゴオン(フィリピンの海老塩辛)大さじ2~3又はカピ(タイの海老塩から)大さじ半分~1(塩辛いので注意)

  レモングラス2~3本(これは無くても良い。好みで)
  にんにくのみじん切り2-3かけ分(これも好みで)
  下ろし生姜 10g~20g(好みで)
  かまぼこ 板半分、あるいは笹かまぼこ2~3枚
  厚揚げ木綿 一個
  むきえび 中 8~12個


  タイのビーフン、センレック
  もやし一袋

作り方

1.かまぼこ、厚揚げは一口サイズ、むき海老は背綿を取っておく。またレモングラスは根の部分を中心に包丁の背で叩き香りを出しておく。
2.スープはまずチリ・イン・オイルを多少加熱して香りを出す。次にココナッツミルクの缶の上澄み1/4程度を加え多少煮立たせる。すると適宜油が浮いてくる。そこで一旦加熱を中止。残りのココナツ・スープ、カレー粉、海老の塩辛を入れ、軽く煮立たせる。その後具を入れ、火が通るまで煮る。砂糖と塩、胡椒で味を調えてできあがり。このスープは1日程度は味が落ちないので、まとめて作っておくことができる。
3.タイのビーフンセンレックを一人前80g~100g茹でる。これにさっと湯通ししたもやしを適宜添える。これに上記のスープをかけて、さっと味をなじませて頂く。好みによって胡椒や乾燥唐辛子の粗引き、海老の塩辛などを加えても良い。

さっそく今日食べてみましたが、なかなか美味しいですよ。

(文:窪田 敏之)

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